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生涯活躍のまち・あさひ形成事業
事業主旨・背景
旭市では、人口減少と少子高齢化が急速に進行する中、地方創生の観点から、国の推進する生涯活躍のまち(日本版CCRC)構想に基づき、平成28年2月に策定した第1期旭市総合戦略において、「旭市生涯活躍のまち構想」を重点戦略として位置づけ、実現に向けて取り組んでいます。
生涯活躍のまち・あさひ形成事業は、本市の宝であり診療圏人口90万人を誇る地方独立行政法人総合病院国保旭中央病院(以下「旭中央病院」という。)を核としたうえで、旭中央病院から連携拠点である道の駅季楽里あさひを一体的にとらえて構想エリアとし、元気な高齢者を中心とする都市住民の誘致と若年世代の流出抑制と流入促進、及び仕事づくりを実現させ、本市全体の活性化につなげるための拠点としての「新しいまちづくり」を行うものです。
また、本事業は、民間事業者の資金と経営能力等を活用することにより、長期間にわたって安定的かつ効率的な経営及び質の高いサービスの提供を目指しており、平成30年10月に事業主体となる民間事業者の公募を実施、イオンタウン株式会社を代表事業者とするグループによる事業計画「みらいあさひ」を選定しました。
これまでの主な取り組み
平成28年2月 第1期旭市総合戦略で重点戦略として「旭市生涯活躍のまち構想」を掲載
平成29年11月 地域再生計画の認定<外部リンク>(交付対象事業名:旭市生涯活躍のまち形成事業)
平成30年10月 事業主体の公募開始
平成31年1月 最優秀提案者の決定
令和元年11月 事業計画の承認(於:旭市生涯活躍のまち推進協議会)
令和2年3月 第2期旭市総合戦略で重点戦略として「生涯活躍のまち・あさひ形成事業」を掲載
令和2年7月 基本協定締結
令和3年3月 計画地造成工事着工
令和3年3月 多世代交流施設「おひさまテラス」 設置及び管理に関する条例の制定
令和3年3月 地域再生計画の認定<外部リンク>(交付対象事業名:多世代交流施設を起点としたコミュニティ活性化事業)
令和3年7月 旭市議会の議決を得たうえでイオンタウン株式会社を多世代交流施設「おひさまテラス」の指定管理者に指定
令和3年7月 商業施設建築工事着工
【令和3年12月撮影】
令和3年12月 多世代交流施設「おひさまテラス」内装工事着工(商業施設2階)
令和4年4月 事業主体の出資によるエリアマネジメント組織「(一社)みらいあさひ」設立
令和4年4月 まちびらき(商業施設及び多世代交流施設「おひさまテラス」オープン)
※引き続き民間事業者が整備主体となり、特別養護老人ホームや住宅を整備予定
令和4年7月 市民参画によるまちづくり推進組織「みらいあさひ協議会」設立
令和6年12月 特別養護老人ホーム開所
事業主体
代表事業者:イオンタウン株式会社(千葉市美浜区)
グループの構成員:大和ハウス工業株式会社千葉中央支社(船橋市)、阿部建設株式会社(旭市)、株式会社楽天堂(旭市)
事業計画「みらいあさひ」の概要
全体概要
事業主体による事業計画では、市の示した「安心」・「交流」・「暮らし」・「連携」の4つのメイン機能を取り入れた「地域と共に「楽しく健康になる」ための持続可能な多世代交流拠点~みらいあさひ~」を開発コンセプトとしています。
「みらいあさひ」では、まちづくりの核として、テーマ性を持った商業施設やクリニックモール、介護施設や住宅を複合した賑わいエリアの開発を予定。エリア内には子どもを中心に据えた交流と多世代の活躍の場として、多世代交流施設「おひさまテラス」を計画しています。
また、事業主体のほか、旭市、旭中央病院、地域住民、大学など多様なメンバーで構成された「みらいあさひ協議会」を組成し、各メンバーが持つ強みを効果的に組み合わせて相乗効果を生み出し、様々な地域課題解決を図りながら、魅力的で持続可能なまちづくりを目指します。
【鳥瞰図】
※商業施設背面の白塗り建物は検討中のものです。今後変更になる場合があります。
多世代交流施設「おひさまテラス」の設置
事業主体が「みらいあさひ」に建設する商業施設内に、公設民営による多世代交流施設「おひさまテラス」を整備し、官民連携による運営を検討してきました。
この「おひさまテラス」を含めた「みらいあさひ」内の様々な場の活用や旭中央病院及び道の駅季楽里あさひとの連携を図ることにより、地域住民や民間事業者等のアイデアと活力をベースとして、市や旭中央病院等との連携・協働による多種多様なソフト事業を展開することで、雇用の創出、コミュニティづくり、生涯活躍プログラムの実施、さらには安心して子どもを産み育てられる環境づくりを目指します。
【レイアウト図】
【全体】
【プレイングパブリック】
(施設専用サイトはこちらをご覧ください。)<外部リンク>
市民参画によるまちづくり推進組織「みらいあさひ協議会」
生涯活躍のまち・みらいあさひのまちづくりに地域の声や各分野に精通した方々の意見を取り入れ、さらなるまちの発展と地域全体への波及効果を生み出すことを目的に、エリアマネジメント組織「一般社団法人みらいあさひ」の連携協力団体として設立しました。今後は、「一般社団法人みらいあさひ」の活動をサポートしながら、地域課題を捉えた持続可能なまちづくりを進めていきます。
みらいあさひ協議会名簿(設立時) [PDFファイル/70KB]
旭市生涯活躍のまち推進協議会
旭市生涯活躍のまちを形成する事業を推進する事業主体の公募及び選定並びにその他事業の推進に必要な事項について検討するため、旭市生涯活躍のまち推進協議会を設置しました。
会議内容については、会議内容一覧のページをご覧ください。
視察の受け入れについて
生涯活躍のまち形成事業(おひさまテラス含む。)の視察は、「一般社団法人みらいあさひ」と連携して実施しており、段階的な有料化をしてきましたが、令和6年4月1日以降の視察実施分からは「一般社団法人みらいあさひ」がお申込み窓口となり、現地視察を含む有料プランにて、ご案内させていただきます。
視察お申込み(視察予約サイト shisaly)<外部リンク>
※議会関係者による視察は、旭市議会事務局のページをご覧ください。
関連情報