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新年度のスタートにあたり、ご挨拶を申し上げます。
市民の皆様には、平素より本市教育の充実・発展のために深いご理解とご協力を賜り心から感謝申し上げます。
さて、今年度は、令和7年3月に策定した第3期「旭市の教育に関する大綱」がスタートする年となります。この大綱では「郷土 夢 未来」 ~郷土を愛し 夢に向かって歩み続け 未来を拓く人づくり~ を基本理念に掲げ、学校教育ならびに生涯学習、スポーツなど市民の皆様や地域のニーズを踏まえた豊かな学びを進め、社会全体のウェルビーイングの向上を目指します。
学校教育においては、ふるさと旭の魅力にせまる教育活動の展開を支援し、郷土愛に満ちあふれ、地域と進んで関わりながら成長する子どもたちを育てるとともに、多種多様な社会の変化を受け入れつつ、自らの夢に向かって挑戦し続け、自信をもってより良い未来を切り拓いていける「生きる力」の育成を推進してまいります。
また、子どもたちの未来のため、より良い教育環境を整えることを最優先として、市民の皆様のご意見をしっかり伺いながら学校の再編に努めてまいります。
生涯学習においては、市民が「いつでも、どこでも、だれでも」ともに学び、その学習成果を活かし、生きがいを持って地域・社会に貢献できる環境づくりを推進します。
また、地域学校協働活動とコミュニティスクールの一体的な推進や中学校部活動の地域移行に取り組み、未来を担う子どもたちと地域住民の結びつきを深めるとともに、協働して地域の創生を目指します。
スポーツ振興においては、市民の健康づくりを促進するため、参加しやすい各種イベントやスポーツ大会の開催、併せて、スポーツ活動の拠点となる施設の適正な管理、利便性の向上を図ってまいります。特に今年度は、旭市20周年という節目の年であることから、市民の皆様がより一層スポーツへの関心を抱き、そして高めていけるよう努めてまいります。
結びに、本年度も変わらぬご支援・ご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。
令和7年4月
教育長 向後 依明