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観堂及び木造五百羅漢像 【市指定有形文化財】

更新日:2025年2月12日更新 ページ番号:0033796 印刷ページ表示

名 称:観音堂及び木造五百羅漢像(かんのんどうおよびもくぞうごひゃくらかんぞう)
指定区分:有形文化財 建造物
指定年月日:昭和47年4月26日
​所在地:旭市溝原715 東栄寺
所有者:東栄寺

東栄寺観音堂 

聖観音像を本尊とするこのお堂は、火災で焼失したので、旧旭市の某寺のものを享和2(1802)年に移築したと伝えられています。唐様式で、構架、技法、斗栱、木鼻等から観察して室町ないしは安土桃山時代前後のものと推定され、間取は前方1間通りを吹放ちの外陣とし、後方の内陣との間に格子戸が設けられています。内陣は来迎柱を後退させ、その後方に仏壇が作られ、柱上の組物は、唐様出組を用いて詰組とし、内部ではさらに肘木を延ばして、二手先で格天井を支える構造になっています。外陣の虹梁、肘木、升を一木で作り出している点が特徴的で、板蟇股も古風なつくりです。平成の時代に二度の大改修を行い、現在の姿になっています。
千葉県教育委員会(1978)『千葉県の近世社寺建築』より

東栄寺 五百羅漢像

東栄寺 五百羅漢

また、堂内の五百羅漢は像高約15~25センチメートル、胡粉塗りで、法衣・袈裟には様々な模様が描かれ彩色もよく残っています。楽器を手にする者、動物に乗る者、寄り添う者など個性豊かに表現されています。

 

関連項目

木造伝聖観音立像 【県指定有形文化財】

交通

JR総武本線「旭駅」からバス小見川行き「中和バス停」下車徒歩30分

リンク

北陸山東栄寺ホームページ https://asahi-toueiji.jimdofree.com/<外部リンク>