本文
双体道祖神 【市指定有形文化財】
名 称:双体道祖神(そうたいどうそじん)
指定区分:有形文化財 建造物
指定年月日:平成元年5月23日
所在地:旭市見広588 見広旧坂
所有者:文殊院
双体道祖神は、顔面部が欠損していますが、手をとりあった男女像を対にして具象的に表現したものです。文殊院18世順西僧都による建立です。双体像は長野県や群馬県などに多くみられますが、その周辺地域では分布が希薄です。旭市でも多くは「道祖神」の文字を記した碑が多く、稀有な存在です。見広の旧坂にあり、縁結びの信仰の元に建立されたものと考えられます。