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十五夜待供養塔 【市指定有形文化財】

更新日:2025年2月12日更新 ページ番号:0033959 印刷ページ表示

名 称:十五夜待供養塔(じゅうごやまちくようとう)
指定区分:有形文化財 建造物
指定年月日:昭和57年6月11月
所在地:旭市幾世489 延命庵 
所有者:幾世区

十五夜待供養塔

十五日の月の出を待って御霊祭り、不老不死、豊穣を祈願する月待信仰と仏教が集合したのが十五夜講です。供養塔は阿弥陀如来を主尊とし、舟形光背浮彫像となっています。干支から元禄9年(1696)と推定されます。月待信仰は、御霊祭り、不老不死、生殖・豊穣を祈願する民間信仰で、主尊は時代とともに阿弥陀如来、地蔵菩薩、如意輪観音と変わり、前二者は二世安楽を、後者は産泰を願うものです。全国的には十九夜、二十三夜が多く、十五夜は少なくなっています。江戸後期以降になると、子安観音が出現して子安講に取って代わられました。
塔の右に「奉待十五夜念仏二世安楽」、左に「□□丙子十月十五日 同行三十八人」と刻まれています。