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松ケ谷本郷薬師堂 【市指定有形文化財】
名 称:松ケ谷本郷薬師堂(まつがやほんごうやくしどう)
指定区分:有形文化財 建造物
指定年月日:昭和55年7月1日
所在地:松ケ谷2138-2
所有者:松ケ谷区
棟札によると、宝暦9(1759)年に建立されてます。慶長17(1612)年の検地を示す松谷村御縄打水帳には「薬師あん」、元和3(1617)年の江戸幕府に献上する柑子(こうじ)が栽培されていたことを示す下総国御柑子木数御帳には「薬師堂」の記載があり、江戸時代の初期から存在していたことがわかります。
明治初期に廃寺となった龍光院境内に所在していましたが、寛政7(1795)年の「寺院本末帳」には「松ヶ谷村 薬師堂」と記載されていることから、龍光院を含めてむしろ「薬師堂」と呼び親しまれていたようです。かつては十一日の縁日に多数の参詣者、特に老婆たちが多く集まることから「婆まち」と呼ばれていました。
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