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絹本著色釈迦涅槃図 【県指定有形文化財】

更新日:2024年3月7日更新 ページ番号:0029104 印刷ページ表示

名 称:絹本著色釈迦涅槃図(けんぽんちゃくしょくしゃかねはんず)
所在地:旭市琴田3521
所有者:海宝寺

涅槃図(部分) 

涅槃図は慶範(けいはん)が所持していた宝物で、釈迦の入滅を描いており、その周りに菩薩、仏弟子、諸国王、動物の姿が見られます。図様は典型的ですが、画面が縦長であること、画面に対して釈迦の姿が小さいなどの特徴があります。また、菩薩が頭をのけぞらしていることや、善財童子と思われる童子が描かれていること、動物の数が少ないことなど、他にあまり例がありません。

*画像は一部分のみ

福聚山海宝寺は、椿海が干拓され幕府が許可した三社五寺の一つで、延宝9(1681)年、慶範により開山されました。慶範は五代将軍徳川綱吉の御側御用人である柳沢吉保が帰依する真言律の学僧で、当代一流の高僧です。

平成11年3月30日に県の有形文化財に指定されました。

交通

JR総武本線「旭駅」から徒歩35分