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旭市がザンビア共和国へ寄贈した医療支援物資が、在ザンビア日本大使館を通じてザンビアのレヴィー・ムワナワサ大学病院へ引き渡されました。
ザンビア保健省のジョン・ムスク教授からは「時宜にかなった寄贈に心から感謝します。いただいた医療物資は大変貴重なものであり、大切に使用させていただきます。」との返事をいただきました。
在ザンビア日本大使館からも「ザンビアではオミクロン株に起因する感染爆発が懸念されており、そのタイミングで医療物資を寄贈いただいたことはザンビアにとって大きな安心材料となる」との返事をいただきました。
また、このことはザンビア現地では非常に好意的に受け止められており、ザンビアの国営紙「タイムズ・オブ・ザンビア」においても記事が掲載されました。
※発送から引き渡しまで期間が空いてしまった理由は、ザンビアで8月に大統領選挙とそれに伴う政権交代が起こり、現地病院との仲介役であった保健省と外務省の調整に時間を要したためです。
出典(国営紙タイムズ・オブ・ザンビア、12月7日)
ザンビア共和国は東京2020オリンピック競技大会において、旭市で事前キャンプを行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症がザンビア国内で急拡大していることなどを理由に中止となりました。
ザンビア国内での深刻な感染状況や医療物資の状況を鑑み、新型コロナウイルス感染症に対する支援として、旭市は在ザンビア日本大使館を通して、ザンビア共和国内の医療従事者に医療用マスク5,000枚と医療用防護服2,000枚を送りました。
また、今回の支援に対して駐日ザンビア大使館からは「現在ザンビアは経済面と医療面が厳しい状況にあるため、今回の支援には感謝しています。」との言葉をいただきました。