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行政評価について

更新日:2023年12月26日更新 ページ番号:0001839 印刷ページ表示

 行政評価とは、行政活動における施策や事務事業の目的・目標・取り組み方針などを明らかにして業務を行い、「目的にかなった取り組みはできたか」、「目標や方針はどれだけ達成できたか」、「成果はどれだけ出ているか」などの観点から評価して、その結果を事務事業の見直しや予算編成、企画の立案などに反映する一連の取り組みをいいます。

 

行政評価に取り組む背景

 平成17年の合併以降、旭市では市民サービスの向上のためにさまざまな政策を実施してきましたが、長引く景気の低迷などにより歳入の伸びは依然として期待できない上に、社会保障関係費や、老朽化した公共施設等の維持管理経費は増大する傾向にあり、今後の本市における財政状況はこれまで以上に厳しくなることが予想されます。
 また、少子高齢化の進展や市民ニーズの多様化などに伴い、行政には新たな施策の推進が求められている一方、人口が減少する時代が到来しており、従来からの政策については、これまでどおりの利用者や対象者が見込めない状況のものも見受けられます。
 このような状況の中で市民サービスの維持・向上させるためには、限られた資源を有効に活用し、効率的で効果的な行政運営を行う必要があり、それを行う手法として行政評価に取り組んでいます。

 

旭市の行政評価

 旭市総合戦略の施策体系を基本に、市の行政活動をその目的や達成目標によって「政策」、「施策」、「事務事業」に分類したうちの「事務事業」について、行政評価を行っています。
 評価方法については統一的な基準がなく、各自治体において様々な方法で取り組んでいますが、本市では民間の経営手法である「PDCAサイクル」に基づいた評価シートを作成して評価を行っています。

行政活動の階層と行政評価の種類/PDCAマネジメントサイクル

 これまでの行政運営は、「事業を計画し(Plan)、その事業に予算をつけて、事業を実施する(Do)」というサイクルの中で、単に事業を執行することに終始しており、「事業の目的は何だったのか」、「サービスを受けた市民はどのような状態になったか」といったことを忘れがちになっていましたが、財政状況が厳しくなる中、今までのような行政運営を行うことは困難になっています。
 限りある財源の中で、可能な限り市民サービスの維持・向上を図っていくために、今後は事業を実施したまま終わりにならないよう、これまでの行政運営に「事業を振り返って評価する(Check)」という過程と「評価した結果を次の計画や予算、事務事業の見直しなどに反映する(Action)」という過程を積極的に加えることで、効率的で効果的な行政運営を進めていくことが必要です。

 また、行政評価の実施にあたっては、旭市行政評価実施要綱第1条に掲げる目的(効率的かつ効果的な行財政運営の推進、市民サービスの向上、市民への説明責任)に加えて、「職員の意識改革」、「組織による評価体制の確立」、「総合戦略の施策を意識した評価の推進」にも取り組んでいます。

「職員の意識改革」と「組織による評価体制の確立」については、評価の意義や仕組みについて理解を深めるための職員研修を行うとともに、評価の過程の中で担当課における協議の場を確保し、事務事業の進捗や成果の状況を課内の共通認識とすることを図っています。

「総合戦略の施策を意識した評価の推進」については、事務事業を単体として振り返るだけでなく、成果の向上余地やコストの削減余地などについて、総合戦略における同一の基本施策に位置付いている他の事務事業と比較し、相対的に事務事業を振り返ることで、総合戦略の施策に対する意識付けをしながら評価を行っています。

 

行政評価の実施状況

令和4年度実績に関する行政評価の概要

令和3年度実績に関する行政評価の概要

令和2年度実績に関する行政評価の概要

過去の行政評価についてはこちらをご覧ください。

 

旭市行政評価実施要綱

旭市行政評価実施要綱[PDFファイル/100KB]

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