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平成21年度当初予算について

更新日:2020年11月10日更新 ページ番号:0002062 印刷ページ表示

平成21年度一般会計予算は255億5,000万円

 平成21年度の当初予算の総額は825億1,674万2千円で、前年度と比べ49億1,684万3千円(6.3パーセント)の増となりました。内訳は、一般会計が255億5,000万円、特別会計は6会計を合わせて140億9,280万円、企業会計は3会計を合わせて428億7,394万2千円です。

 当初予算は、市民福祉の向上と市の均衡ある発展に向けて、合併の効果や財源などを最大限に生かすとともに、合併による国の財政支援の終期も見据えながら、「旭市総合計画」や「旭市行政改革アクションプラン」に掲げる施策を、着実に実施していくことを基本とした編成になっています。

平成21年度会計別予算額

(単位:千円)
区分 平成21年度 平成20年度 比較増減 伸び率
普通会計 一般会計 25,550,000千円 25,580,000千円 △30,000千円 △0.1%
特別会計 国民健康保険事業(事業勘定) 8,590,000千円 8,502,000千円 88,000千円 1.0%
国民健康保険事業(施設勘定) 73,000千円 69,100千円 3,900千円 5.6%
老人保健 67,000千円 489,000千円 △422,000千円 △86.3%
後期高齢者医療 395,000千円 765,000千円 △370,000千円 △48.4%
介護保険事業 3,638,000千円 3,375,494千円 262,506千円 7.8%
下水道事業 1,277,000千円 808,000千円 469,000千円 58.0%
農業集落排水事業 52,800千円 51,543千円 1,257千円 2.4%
小計 14,092,800千円 14,060,137千円 32,663千円 0.2%
企業会計 水道事業 (収)1,568,276千円 (収)1,640,424千円 △72,148千円 △4.4%
(資)928,375千円 (資)753,572千円 174,803千円 23.2%
(計)2,496,651千円 (計)2,393,996千円 102,655千円 4.3%
病院事業 (収)31,007,171千円 (収)31,115,418千円 △108,247千円 △0.3%
(資)9,128,144千円 (資)4,083,900千円 5,044,244千円 123.5%
(計)40,135,315千円 (計)35,199,318千円 4,935,997千円 14.0%
国民宿舎事業 (収)237,301千円 (収)186,908千円 50,393千円 27.0%
(資)4,675千円 (資)179,540千円 △174,865千円 △97.4%
(計)241,976千円 (計)366,448千円 △124,472千円 △34.0%
小計 42,873,942千円 37,959,762千円 4,914,180千円 12.9%
合計 82,516,742千円 77,599,899千円 4,916,843千円 6.3%

※企業会計欄における(収)は収益的支出、(資)は資本的支出です。

一般会計予算額の内訳

歳入

歳入内訳(円グラフ)

(単位:千円)
歳入の種類 平成21年度予算額 割合
地方交付税 7,610,000千円 29.8%
市税 6,750,315千円 26.4%
市債 3,819,200千円 15.0%
国庫支出金 1,751,348千円 6.9%
県支出金 1,722,342千円 6.7%
分担金及び負担金 737,823千円 2.9%
地方消費税交付金 640,000千円 2.5%
繰入金 598,743千円 2.3%
繰越金 400,000千円 1.6%
使用料及び手数料 394,770千円 1.5%
地方譲与税 387,000千円 1.5%
諸収入 326,649千円 1.3%
その他 411,810千円 1.6%
合計 25,550,000千円 100%

歳出

歳出内訳(円グラフ)

(単位:千円)
歳出の種類 平成21年度予算額 割合
民生費 5,861,721千円 22.9%
土木費 3,331,188千円 13.0%
公債費 3,149,953千円 12.3%
教育費 3,028,174千円 11.9%
総務費 2,879,184千円 11.3%
消防費 1,802,483千円 7.1%
衛生費 1,738,240千円 6.8%
諸支出金 1,562,097千円 6.1%
農林水産業費 1,518,649千円 6.0%
商工費 367,548千円 1.4%
議会費 238,004千円 0.9%
予備費 40,000千円 0.2%
労働費 32,752千円 0.1%
災害復旧費 7千円 0.0%
合計 25,550,000千円 100%

市民1人あたりの予算額

 362,000円(人口70,515人 平成21年3月1日現在)

平成21年度予算の主な事業

 21年度の主要な事業の内容を、まちづくりの基本方針である6つの柱に沿って紹介します。

1.安全で魅力のあるまちづくり

  • 都市計画
    • 計画的なまちづくりを進めるための都市計画マスタープランは、多くの意見を取り入れながら、平成21年度に策定します。
  • 市道の整備
    • 市民生活に直接関連する市道の整備は、地域のバランスなどを考慮しながら計画的に整備します。
    • 旭中央病院アクセス道整備事業東西線は、延長1,730メートルの工事を施工することで、全線が完成します。また南北線は、JRの線路をまたぐ橋梁工事を含め、旭中央病院から国道126号までの工事を継続して進めます。
    • 橋梁の長寿命化を図るため、鎌数地先の更正橋の補強工事を実施します。
  • 街路事業
    • 旭駅前線は、引き続き電線共同溝および歩道の工事を行い、駅前地域としての都市環境の整備を進めるとともに、駅東側から線路沿いの市道へつながる通路を整備します。
  • コミュニティバス
    • 試行運行の干潟地区ルートは、より利用促進を図るため、4月1日から新しいルートで運行します。今後も各ルートの利用状況などを踏まえ、皆さんが利用しやすい運行ルートを目指します。
  • 消防行政
    • 消防体制の強化を図るため、消防署のポンプ自動車と指揮車および消防団車両3台の更新整備を行います。
    • 消防庫および防火水槽は、年次計画により順次整備します。
  • 防災行政無線の整備
    • 防災行政無線統合整備は、親局および遠隔操作装置の設置が完了し、飯岡地域から順次、屋外受信機および戸別受信機の更新整備を進めます。

2.快適でうるおいのあるまちづくり

  • 生活環境
    • 「きれいな旭をつくる会」を主体に、ゴミゼロ運動や各種事業に取り組み、住みよい環境づくりに努めます。
  • 広域ごみ処理事業
    • 東総地区広域市町村圏事務組合を中心に取り組んでいる、東総地域ごみ処理広域化計画は、施設建設用地の候補地を検討するため、構成3市管内の6地区を調査します。
  • 東総衛生組合 旭クリーンパーク
    • 建設後22年が経過しており、施設の経年劣化と合併処理浄化槽の汚泥処理に対応できないため、コンパクトで再資源化を考慮した汚泥再生処理センターを、現敷地内に2か年事業で整備します。
  • 水道事業
    • 将来にわたり安全で良質な水を安定的に供給するため、既存施設の維持管理に努めながら、配水区域の変更に伴う水圧改善とループ化などを計画的に行います。
  • 下水道事業
    • 平成20年度末に156.3ヘクタールの区域で使用が可能となり、事業認可区域202ヘクタールのうち、約77パーセントが整備されました。平成21年度は、ニ袋地先9.9ヘクタールの面整備工事を実施します。また、流入量の増加に伴い本庁舎敷地内に中央汚水ポンプ場を、3か年計画で建設します。
  • 排水路の整備
    • 川向西野地区の排水路整備事業は、全体計画1,060メートルの内、流末となる新川側から約350メートルの工事に着手します。
  • 都市公園事業
    • 袋公園は、園路広場、遊戯施設などを整備し、多様なレクリエーションニーズに対応した、市民が憩う公園となるよう整備します。また、溜池の中通りを拡幅し、桜を植えます。
    • 文化の杜公園は、基盤整備工事に着手し、多目的な利用と防災機能を併せ持った総合公園として整備します。
  • あさひ健康パーク
    • 飛砂防止柵をかさ上げし、塩害や砂塵被害を防止します。
  • 下宿ふれあい公園
    • 園路広場、遊戯施設などを整備し、地域交流の場として、また災害時には避難場所にもなる、地域に密着した近隣公園として整備します。

3.健やかでやすらぎのあるまちづくり

  • 保健事業
    • 妊婦健康診査は、公費負担の受診回数を5回から14回に拡充し、若い世代の負担軽減を図り、安心して子どもを産める環境づくりに努めます。
    • 乳幼児医療費助成事業は、昨年12月に県の補助基準が見直され自己負担額が上がりましたが、保護者の負担を引き上げることなく、安心して子育てが行えるよう、市の単独事業として助成します。
  • 病院事業
    • 旭中央病院は健全経営を堅持し、東総地域の基幹病院として、高度医療をはじめ不採算部門の救急医療を受け持つとともに、近隣病院の要請に基づき医師を派遣するなど、その重責を果たしています。今後も、病院事業の健全経営に取り組みながら、病院再整備事業を進めます。
  • 社会福祉
    • あさひ健康福祉センター、飯岡福祉センター、海上ふれあいサポートセンターおよび旭市福祉作業所は、継続して指定管理者制度に基づき委託します。
  • 児童福祉
    • 保育所施設の整備は、年次計画で進めます。とみうら保育所の耐震改修工事はすでに着手し、平成21年度は中央第一保育所および中央第三保育所の耐震改修工事を実施します。
  • 高齢者福祉
    • 介護保険制度は、介護予防が最も大切であるとの観点から、予防を重視した第4期事業計画が平成21年度からスタートします。
    • 介護保険料は、給付費の増加や第1号被保険者の負担率の上昇などにより増額になりますが、基金を取り崩すなどし、急激な保険料の上昇を抑制します。
  • 障害者福祉
    • 平成21年度から始まる「第2期障害者福祉計画」では、現行の福祉施設が新たなサービス体系へ移行する目標年度を平成23年度としています。年度ごとにサービス目標量を設定し、障害者福祉サービスや相談支援、地域生活支援事業などを提供する支援体制を推進します。

4.心豊かな人と文化をはぐくむまちづくり

  • 学校教育
    • 小・中学校教諭補助員配置事業は、10人の教諭補助員を配置し、国語や算数、数学など基礎学力の徹底と特別支援を必要とする子どもたちへきめ細かな指導を行うとともに、ALTによる英語教育と併せて学力の向上を図ります。
    • 下校後に保護者が家庭外就労などで家庭にいない4年生から6年生までの児童に対して、自主的な活動や遊び場を提供するため、試行として中央小学校内で「放課後子どもサポート事業」を実施します。
    • 放課後児童健全育成事業は、大規模児童クラブとなっている中央児童クラブの定員などを見直します。
  • 義務教育施設の整備
    • 第二中学校の屋外運動場は、年内の整備を予定します。
    • 中央小学校改築事業および矢指小学校改築事業は、平成21年度から2か年事業で実施します。
    • 飯岡中学校改築事業は、平成22年度から3か年事業で全面改築する予定で、平成21年度は、校舎などの耐震診断と改築に伴う設計業務を実施します。
  • 社会教育
    • 社会教育は、市民が心身ともに豊かな生活ができるよう、各種事業を展開します。
    • 文化振興事業は、市民参加型事業としての市民音楽祭やあさひのまつり、あさひ寄席、演劇鑑賞教室など、幅広いジャンルから実施します。
    • 文化財保護は、国指定の文化財である大原幽学遺跡「旧宅」の半解体事業を、引き続き実施します。
    • 図書館は、公民館図書室とのネットワーク、県立東部図書館をはじめ、他の公共図書館との蔵書の有効活用を推進し、市民の利便性向上を図ります。
  • 体育振興
    • 健康に対する関心が高まる中、健康・体力づくりの重要性を認識するため、市民が積極的にスポーツ活動に参加できる機会を提供します。
    • ゆめ半島千葉国体卓球競技会は、本大会開催前年となることから、10月に国体リハーサル大会として全日本卓球選手権大会を行い、国民体育大会に向けて準備体制を整えます。

5.活力と躍動感に満ちたまちづくり

  • 農業の振興
    • 水田農業は、米価が長期的な下落傾向にあるため、米の生産調整を推進し安定した水田農業の実現と、食料自給率の向上に向けた麦・大豆・飼料作物や発酵粗飼料用稲・飼料用米などの転作作物を組み合わせた対策を推進します。また、米粉の利用方法を研究し、米の新たな需要を掘り起こし、水田農業の確立に取り組みます。
    • 園芸は、千葉県屈指の一大産地として、さらなる生産力の向上や省力化を図るため、野菜生産施設などの整備を支援し、本市農産物の販路拡大につながるよう積極的にPR活動に取り組みます。
    • 畜産は、家畜排せつ物の適切な管理・処理を目指して、良質たい肥の生産施設を整備し、そこで生産されたたい肥を、地域の耕種農家が有効利用する資源循環型農業の構築を推進します。また、飼料自給率の向上を図るため、飼料増産に必要な機械を導入する、「原点回帰」飼料増産緊急対策事業の実施と、廃棄物として処分される食品の残りかすを、家畜飼料として活用するための施設を整備する、地域バイオマス利活用推進事業を実施します。
    • 家畜防疫は、家畜伝染病の流行を防ぐため、豚オーエスキー病清浄化対策と高病原性鳥インフルエンザ防疫を軸に、衛生管理を強化・推進し、畜種別防疫事業へ助成します。
  • 農業基盤整備事業
    • 飯岡西部地区は、平成22年4月の事業採択を目指し、(仮称)「飯岡西部工区」の設立に向け、大利根土地改良区・地元役員・関係機関が連携を図りながら準備を進めます。
  • 水産業の振興
    • つくり育てる漁業を推進する種苗放流や人工漁礁の設置など、栽培漁業の基盤整備と漁港整備による機能の充実を図ります。
    • 全国有数の農水産業をPRし、知名度の向上や販売の優位性を確保するため「いいおか港・水産まつり」や「産業まつり」などの交流事業を実施し、農水産業の振興に努めます。
  • 商業の振興
    • 商工会では、商業振興につなげるための事業を展開しており、市も商工会と連携を図りながら支援を行います。
    • 商店会などの振興策の一環として実施している、プレミアム付き共通商品券の発行事業に助成します。
    • 地域活性化対策として、国の臨時交付金を活用し、プレミアム付き共通商品券発行事業に係る経費を助成します。
    • 中小企業金融対策事業は、国のセーフティーネット保証に係る認定事務の迅速な対応を図り、市の制度融資も、中小企業者の資金繰りの悪化に対応するため、預託金を増額して融資枠を拡大し、中小企業者の経営安定と利便性向上に努めます。
  • 工業の振興
    • 地域経済の活性化と雇用の場の創出を図るため、県をはじめ関係機関と連携しながら、優良企業の誘致に努めます。
  • 観光の振興
    • 引き続き観光協会などと連携しながら、観光情報の発信と観光客の誘致に取り組みます。
    • 地域資源価値創造事業は、潜在的な文化・観光資源を新たな目で調査し、全国へ向けて情報発信を行う試みとして、大学教授をはじめ各分野の専門家で構成する「旭市の文化と観光情報発信委員会」を設置しました。今後は、市の自然や歴史、文化などの「価値資源」や、ちばてつや先生の作品のキャラクターなどを活用し、旭ブランドの認知度・好感度を積極的に県内外にPRします。
  • 国民宿舎事業
    • 観光交流拠点施設としてその役割を果たせるよう、現代の利用者ニーズを的確に捉えながら経営健全化に取り組みます。

6.共につくる夢のあるまちづくり

  • コミュニティ育成
    • 集会施設や地区行事用備品の整備などに助成します。
  • 市民まちづくり活動支援事業
    • 市民が、より地域社会に貢献する活動が行えるよう、市内における市民活動団体の設立や、団体などが実施する新たな事業に対して助成します。