ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップ > 組織でさがす > 本庁各課 > 企画政策課 > 企画展「美を継ぐ者_帝室技芸員_濤川惣助」:令和2年10月15日(木曜日)

本文

企画展「美を継ぐ者_帝室技芸員_濤川惣助」:令和2年10月15日(木曜日)

更新日:2021年3月8日更新 ページ番号:0008106 印刷ページ表示

濤川惣助の展示品の前のあさピー
​今日は、大原幽学記念館で行われている企画展
「美を継ぐ者_帝室技芸員_濤川惣助」に行ってきたよ。
濤川惣助さんは、旭市の出身で、明治時代に無線七宝の技法を
完成させた世界的にも有名な工芸家だよ。
それでは、早速展示品の数々を見てみよう!

柳に燕図花瓶という作品の前のあさピー
​こちらは、柳に燕図花瓶という作品だよ。
淡色のグラデーションの背景に、燕の飛ぶ様子が
有線七宝と無線七宝の組み合わせで表現されているね。

波に鷹図額という作品の前のあさピー
​こちらは、波に鷹図額という作品。
明治22年(1889)にパリ万国博覧会に出品されたものだよ。
まるで絵画作品のような無線七宝の表現に海外の人々は
驚きをもって称賛したんだって♪

濤川惣助の展示品を見るあさピー
​濤川惣助さんの作品は、当時から海外に多く輸出されていて
工房も一代限りだったから、現存するものは、少ないんだ。
どれも貴重な作品ばかりだね!

帝室技芸員の解説を読むあさピー
帝室技芸員というのは、帝室(皇室)による
美術工芸作家の保護と制作の奨励を目的として設けられた顕彰制度だよ。
七宝の分野では、濤川惣助さんと並河靖之さんの2名だけが
明治29年(1896)に任命されたんだ。

濤川惣助の展示品にうっとりするあさピー
​どの作品も繊細な技による美しさを放っていてうっとり。

企画展会場で椅子に座るあさピー
​今回の企画展は、作品を所蔵されている方のご厚意により実現したものだよ。
この技と美を鑑賞できるまたとない機会に、みんなぜひ、見に来てね!