ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップ > 分類でさがす > 子育て・教育 > 生涯学習 > 文化財 > 第1回 後田遺跡 出土物について

本文

第1回 後田遺跡 出土物について

更新日:2020年11月10日更新 ページ番号:0001677 印刷ページ表示

あさピー

後田遺跡(うしろだいせき)

調査期間 平成28年8月17日から同年11月26日

 

旭市鏑木の後田遺跡
 発掘現場から古墳時代のお墓がみつかり、石棺(せっかん)から死者(人骨)と一緒に埋葬された副葬品(ふくそうひん)が出てきたよ。

発掘現場

※副葬品(ふくそうひん):遺体と一緒に埋葬する品物のこと。

 

鉄製品出土物
 矢じり16本。
 ほかに直刀(ちょくとう)1口、刀子(とうす)1本が見つかりました。

矢じり

 

これは金銅製耳環(こんどうせいじかん)
 金銅製の耳飾りで2個出土。
 ほかにガラス玉が86個見つかりました。

耳飾り

 

これは金銅製魚佩(こんどうせいぎょはい)
 魚佩(ぎょはい)とは、魚の形をした腰飾りで、県内では2件目です。
 全国的にも7件の古墳でしか出土していない珍しいものです。
 後田遺跡で出土した魚佩(ぎょはい)は、もとの形を小さく切りとり、新たに穴を開けて違う目的で使用していたようです。

魚佩

 

旭市内遺跡発掘調査報告書 後田遺跡(2019)より

一覧へ戻る