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公共下水道と浄化槽
市長への手紙の趣旨
今住んでいる家や市内にある実家も公共下水道ではなく浄化槽の地域です。最近になり、下水道浄化センターを通して排出される生活排水等と、家庭用浄化槽から排出される生活排水等とで、どちらの方が河川や海に対する汚染度が低いのか疑問を抱くようになりました。
専門的な知識がないため、どちらの方が汚染度が低いのかを教えてください。
回答
一般的に、河川や海洋に対する汚染度の比較には、水質汚濁の指標である「BOD(生物化学的酸素要求量)」が用いられ、水質汚濁防止法に基づき汚水を河川に放流する際には、BODを20ミリグラム/リットル(mg/L)以下とすることが基準となっています。
旭市の下水処理場に流入する汚水のBODは、直近5年間の平均で198mg/L、それに対して処理場より排出される処理水のBODは3mg/Lで、公共下水道におけるBODの除去率は約98%となっています。
合併処理浄化槽の処理能力は、BODが20mg/L以下、BODの除去率が90%以上であり、公共下水道及び浄化槽のいずれも基準を満たしていますが、公共下水道で処理した水の方が汚染度は低いといえます。