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平成30年1月 新年のごあいさつ

更新日:2020年11月10日更新 ページ番号:0003504 印刷ページ表示

さらなる発展を目指して

明智 忠直

 新年明けましておめでとうございます。皆さまにおかれましては、夢や希望、目標に向かって決意を新たにされていることと思います。本年が皆さまにとって、最良の年になりますようお祈り申し上げます。

 昨年の旭市は、旭市総合戦略に沿って、一つ一つ着実にまちづくりを進めてまいりました。このような中で、本市の基幹産業である農業については、農林水産省により公表された平成27年市町村別農業産出額(推計)で、全国第6位でありました。農業のまち旭市として、さらに自信を深める実績であり、市民の皆さまのご努力に心から敬意を表したいと思います。市としましても、今後もさらに発展できるよう、農業のみならず産業全体をしっかりと支援していきたいと思っております。

 7月には市長選挙があり、私の3期目のまちづくりがスタートしました。これからの旭市にとって、最優先で取り組んでいかなければならない、大きな目標を6つ挙げさせていただきます。第1に人口減少対策として、子育て支援と雇用の場の創出、第2に旭中央病院周辺における生涯活躍のまちづくり、第3に若者のUターン、Iターンの促進、第4に産業力をアップするための労働力の確保、第5に安全安心なまちづくり、第6に教育環境の充実、学力の向上であります。2期8年間の経験と国、県との連携を大切にしながら、目標に向かって全身全霊を懸けて頑張っていく覚悟であり、12月の選挙で選ばれた新しい議員の皆さまと共に、二元代表制の地方自治のあり方の中で互いを尊重し、協力しながらまちづくりを進めていけるものと確信しております。

 旭市も合併から13年となります。交付税の特例措置の終了が近づく中で人口減少も重なり、財源の確保が大変厳しくなってまいります。今こそ、市民と共に将来の旭市のあるべき姿をしっかりと見据え、事業や行政改革を進めていかなければなりません。公共施設の統廃合、小中学校の再編計画、これから10年先、20年先のあり方を早期に示さねばならないと思っております。このような中で、全国屈指の規模を誇る旭中央病院を核とした生涯活躍のまちづくり構想は、旭市の将来の発展に確実につながっていくものと考えています。病院、企業、行政がしっかりと連携を図り、国・県の後押しを受けながら前進させ、事業完成へと向かいたいと思います。この事業がまさしく、まち・ひと・しごと創生法の一丁目一番地であり、国の進める地方創生の根幹だと思っております。

 そしてもう一つ新庁舎の建設があります。文化の杜公園の一部に建設予定であり、庁舎から公園やまち全体を見渡す眺望は、きっとすばらしいものと思います。この景観にマッチした新庁舎が市民生活の拠点施設として、新たな市のシンボルとなるよう、平成33年4月開庁に向けて、進めているところであります。この旭市が東総の中核都市として、市民みんなで共有できるすばらしいまちになるよう、この一年精一杯取り組んでまいりたいと思います。