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平成22年1月 新年のごあいさつ

更新日:2020年11月10日更新 ページ番号:0003486 印刷ページ表示

年頭所感

明智 忠直

 平成22年の新年を迎えまして、明けましておめでとうございます。市民の皆さまには希望に満ちた、明るい健やかなお正月を迎えたことと心からお喜びを申し上げます。
 私にとりまして、市長として初めての年頭のごあいさつをさせていただきます。
 旭市も、合併後4年半が経過しました。この間、地域の交流、バランスを基本に学校の耐震補強、公園の整備、住環境・道路網の整備、産業の活性化等々、国・県の制度を活用しながら、最小限の自主財源で整備を進めてまいりました。特に、国に先駆けての小中学校の耐震化率は89・04パーセントと進んでおります。子どもたちが安心・安全・健康な学校生活を送れることは、親や家族のみならず地域にとっても大きな財産であり、宝と言っても過言ではないと思います。
 今、まちづくりは新市建設計画を基本に、新旭市で立案した総合計画の前期基本計画に沿って事業を進めているところであります。これまでハード面の整備は、ある程度の進捗をみたと思います。これからのまちづくりの方向は、整備されつつある施設などを利用してのソフト、ハート事業の取り組みに、私のまちづくりの基本を置きたいと思っております。基本計画のリーディングプランであります、「医療・福祉の郷(さと)」「食の郷」「交流の郷」の三郷づくりを目標に、日本一住みよいまちを目指して頑張っていかねばと、新しい年を迎えて決意を新たにしているところであります。
 私も、就任以来5か月が経過いたしました。この間多くの行事に参加し、つぶさに内容を見させていただいております。「食の郷」づくりの、幽学の里での米づくりや各地域で行われている産業まつり、都市部の生協への直売やトップセールスでの旭の特産品のPR。安心・安全な味を多くの方々に知っていただき、旭の知名度アップにつながっているものと思うところであります。
 「交流の郷」づくりの事業では、大変多くの行事が行われており、特に文化祭は4会場とも大変なにぎわいでありました。また国体のリハーサル大会でもあります全日本卓球選手権大会の開催をはじめ、卓球交流、スポーツ交流は大変盛んでありまして、小学生からお年寄りまで多くの方々の交流が図られたと確信するところであります。パークゴルフ場には年間3万人を超す利用者があります。2月に行われます向(むかい)太陽(たいよう)杯には、北海道など遠くからのエントリーもあるようです。そして、旭の大きな交流として「袋公園桜まつり」「いいおかYOU・遊フェスティバル」「七夕市民まつり」の三大祭りが、ますます対外的にも評価を上げているところであります。
 「医療・福祉の郷」づくりも、旭中央病院の再整備事業の完成を一つの契機として、一層の充実が図られるよう地域医療連携、民間との提携、健康福祉施設の充実などを図っていきたいと思っております。
 私もこれまでの市政運営で、課題も見えてきました。国の政権が代わり、運営の手法も大きく変わってくるようであります。それらにしっかりと対応して、市民の皆さまの負託に応えられるよう、背伸びせず、地に足をつけて市政運営をしていきたいと思います。今年一年、どうぞよろしくお願いいたしまして、年頭のあいさつにさせていただきます。