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就任のごあいさつ
このたび、市民の皆様からの信任をいただき、3代目の旭市長として市政を担うことになりました。大変光栄に感じるとともに、その職務の重大さと責任の重さに、身の引き締まる思いであります。また、これまで抱いてきた「育ててくれた地域に恩返しがしたい」という思いを実践できる喜びも感じているところでございます。
明智前市長におかれましては、3期12年間にわたり旭市の舵取り役として、合併後の市の一体感の醸成に始まり、市の最上位計画である旭市総合戦略を策定し、さまざまな施策に取り組まれました。また、東日本大震災からの復興に尽力されるなど、その数々の功績に敬意を表したいと思います。私としましては、良いところは引き継ぎ、新たな視点を加えて市政運営に取り組む所存であります。
私は、基本戦略として「旭中央病院を核とした医療・福祉・健康づくりの充実」「国内屈指の1次産業をしっかりと守り・育てる」「旭市の魅力を全国に発信する」といった3つの柱と、6つのまちづくり方針を掲げてきました。まずは新型コロナウイルス感染症対策として、1日も早いワクチン接種の完了と、事業者の方々や市民の皆様の支援が急務であると考えております。このほか、多くの市民参画の機会を設け、対話による開かれた市政を行うことや、市民の皆様の暮らしと経済の安心を守ること、誰もが住みたくなるSDGsを取り入れた持続可能なまちづくりの推進などを訴えてまいりました。これらの実施にあたり、当然ながら私自身、全身全霊をかけて、積極果敢に取り組む所存ですが、私の政治信条でもある「チーム旭でまちづくり」の実現には、市民の皆様のご支援・ご協力が必要不可欠でございます。
コロナ禍ということもあり、私たちを取り巻く環境は依然として厳しい状況にあります。この難局を乗り越え、旭市の更なる発展のため、改めて市民の皆様のお力添えをお願い申し上げまして、就任のあいさつとさせていただきます。
旭市長 米本弥一郎