ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップ > 組織でさがす > 本庁各課 > 秘書広報課 > 令和3年3月 市議会定例会施政方針

本文

令和3年3月 市議会定例会施政方針

更新日:2021年2月26日更新 ページ番号:0012200 印刷ページ表示

明智 忠直

1 はじめに

 本日、ここに令和3年旭市議会第1回定例会を招集し、令和3年度一般会計、特別会計及び企業会計予算のほか、条例の制定等の案件についてご審議を願うことといたしました。

 開会にあたり、新年度における市政運営について、所信の一端を申し上げます。

2 総合戦略

 はじめに、総合戦略について申し上げます。

 総合戦略については、まち・ひと・しごと創生法に基づき、急激な人口減少に歯止めをかけ、地域の活性化を図り、持続可能な社会の実現を目指すものであり、市が継続してさまざまな対策を講じていくための最重要計画であります。

 第2期総合戦略は、総合戦略を市のまちづくりの指針として、国土強靱化地域計画、行政改革アクションプランを一体化して策定したもので、4月からは2年目に入ります。

 コロナ禍ではありますが、重点戦略を中心に、できることを確実に実施していき、市民が安心して暮らし、働き、子どもを生み、育てられるまちづくりを進め、将来都市像である「郷土愛からつなぐ未来 ず~っと大好きなまち 旭」の実現に向けて、引き続き取り組んでまいります。

重点施策

 次に、総合戦略の中で、令和3年度に取り組む重点施策を、四つのプロジェクトに沿って申し上げます。

地産振興プロジェクト

 一つ目は、「地産振興プロジェクト」であります。


 はじめに、道の駅「季楽里あさひ」を活用した交流拠点の形成について申し上げます。
 本市の産業や観光、地域の振興を目的に整備いたしました道の駅「季楽里あさひ」については、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で、売り上げが落ち込んだ時期もありましたが、現在は回復し、順調に伸びております。

 今後も、全国トップレベルの農業産出額を誇る「食の郷あさひ」の農水産物をPRするなど、本市のさまざまな魅力を発信する拠点となるよう、取り組んでまいります。

 次に、観光資源創出プロモーション事業について申し上げます。

 本市の魅力を広く全国へ発信するため、マスコミや旅行関連企業と連携し、地元産品や景勝地などを利用した観光資源の創出と、旅行商品化に取り組んでまいります。また、アフターコロナを見据え、国及び県の観光需要喚起策の動向を注視しながら、市独自の宿泊助成やキャンペーンなどを実施し、観光客の誘致を図ってまいります。

 次に、観光イベント事業について申し上げます。

 本市では、四季を通じてさまざまな観光イベントが開催され、毎年たくさんの観光客が訪れています。本年のイベントにおいては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策を徹底し、安全に開催できるよう、実行委員会や関係団体とともに準備を進めてまいります。

 次に、雇用の促進や起業・創業への支援について申し上げます。

 創業支援事業については、市内で創業、起業を目指す方のための「ワンストップ相談窓口」のさらなる充実を図るとともに、商工会や関係機関等と連携し、創業セミナーを開催するなどの支援も行ってまいります。

 また、旭市雇用対策協議会が例年主催している合同企業説明会など、地元企業と旭市の未来を担う高校生とのマッチング機会を支援し、若者の雇用促進に努めてまいります。

 企業誘致等支援事業については、市内において事業所の新設又は増設などの一定の設備投資を行った企業に対して、税制面での優遇や雇用に対する奨励 措置を講じることで、新規企業の誘致だけではなく、既存企業の事業規模拡大や安定した雇用の確保を支援してまいります。

子宝育成プロジェクト

 二つ目は、「子宝育成プロジェクト」であります。

 はじめに、出会いの場創出事業について申し上げます。

 若者の定住化や後継者の結婚対策推進のため、積極的な情報発信を進めるとともに、新型コロナウイルス感染症の感染予防を講じながら、魅力あるさまざまな婚活イベントを開催し、男女の出会いの場の提供に努めてまいります。

 次に、少子化対策について申し上げます。

 特定不妊治療費助成事業については、不妊に悩む夫婦に対し、医療費が高額となる不妊治療に要する費用の一部を助成し、治療に伴う経済的負担の軽減を図ってまいります。

 次に、子育て支援について申し上げます。

 子育て世代包括支援事業については、子育て世代包括支援センターにおいて新たに産後ケア事業を実施し、妊娠期から乳幼児期にわたり、関係機関との連携による切れ目のない支援をしてまいります。

 育児支援事業については、安心して育児に取り組めるよう、各種教室の開催や訪問指導等を実施し、育児に関する知識の普及を図るとともに、育児サークルなどの仲間づくりを支援してまいります。

故郷創出プロジェクト

 三つ目は、「故郷創出プロジェクト」であります。

 はじめに、定住促進奨励金交付事業について申し上げます。

 本市では、人口減少対策の一環として、定住促進奨励金交付事業を実施し、若者の移住・定住の促進を図っております。

 今後も、本市の魅力を感じていただき、住んでみたい、住み続けたいと思えるまちづくりを進めてまいります。

 次に、ふるさと応援寄附推進事業について申し上げます。

 ふるさと応援寄附については、本年1月末現在の寄附申込額が約6,700万円となっており、今後も魅力ある返礼品の拡大に努め、本市の知名度向上や産業の振興に結び付けてまいります。

 次に、幽学の里で米作り交流事業について申し上げます。

 本事業については、大原幽学先生ゆかりの水田を活用し、市内在住者と都市住民が米作り体験などで交流することにより、本市の農水産物と観光資源の PRを図るもので、令和3年度においても農作物を作る喜び、食べる喜びを通して農業の魅力を感じていただくとともに、「食の郷あさひ」のPRを図ってまいります。

安心形成プロジェクト

 四つ目は、「安心形成プロジェクト」であります。

 はじめに、地域包括ケアシステムの充実について申し上げます。

 高齢者が住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療・介護・予防・住まい・生活支援を一体的に提供する地域包括ケアシステムを充実させるとともに、感染症や災害が発生した場合であっても、必要なサービスが安定的・継続的に提供される体制の構築を目指してまいります。

 また、中央・北部・東部に3分割して運用していた地域包括支援センターについて、新たに中央地域を民間委託し、機能強化型センターとするとともに、市直営の地域包括支援センターを基幹型として、在宅医療と介護の連携等、地域包括ケアシステムを推進してまいります。

 次に、震災復興・津波避難道路整備事業について申し上げます。

 飯岡地域の横根三川線については、飯岡中学校の進入路部分について供用を開始しており、その他一部区間で工事に着手しているところであります。

 旭地域の椎名内西足洗線については、椎名内地区で完成した区間の供用を開始し、その他の区間についても工事に着手しております。

 今後、2路線とも用地取得が整った区間の工事を順次進めてまいります。

 次に、防災について申し上げます。

 千葉県により津波対策として進められている、海岸基盤整備事業の河川開口部対策については、開口部10か所のうち、すでに7か所が完成しており、残りの3か所についても、今年度内での完成に向け、工事を進めているとのことであります。

生涯活躍のまち構想

 次に、生涯活躍のまち・あさひ形成事業について申し上げます。

 本事業については、現在、各種許認可の手続きが行われており、計画地内における造成や上下水道などのインフラ工事については、許可決定後に行う予定であります。

 市といたしましても、事業の目的の一つである、都会から人を誘導するということにおいては、コロナ禍をチャンスと捉え、現在実施している移住施策と並行して、メディア等を活用した情報発信やPR活動など、積極的に取り組んでまいります。

 また、市域全体へ波及するようなソフト事業について検討するために、事業者と合同で魅力検討分科会を設置し、より魅力を高めるために協議を重ねております。

 この事業は、アクティブシニアのみならず、高齢者やこれからの時代を担う子どもたち、子育て世代を中心とした全世代・全員活躍するためのまちづくりであり、将来の旭市発展のために必要な事業であります。

 昨年7月に締結した基本協定に記載のとおり、今後も、事業者と市が互いの責務を果たしつつ、連携・協力しながら、令和4年春のオープンを目指し、全力で取り組んでまいります。

基本施策

 次に、令和3年度の基本施策の概要を、総合戦略に掲げた四つの基本目標に沿って申し上げます。

基本目標1 魅力ある雇用を創出し、安心して働けるまちづくり

 第一は、「魅力ある雇用を創出し、安心して働けるまちづくり」であります。

 はじめに、農水産業の振興について申し上げます。

 農林水産省が公表した平成30年の市町村別農業産出額において、本市は522億9,000万円で、全国第6位となっております。

 今後も引き続き全国トップクラスの農業産出額を維持していくため、農産物の生産性の向上を目指し、関係機関と連携し、さまざまな施策に取り組んでまいります。

 園芸生産強化支援事業については、一大産地としてのさらなる発展を目指すため、国及び県の補助事業と併せて、生産施設の整備やスマート化への機械の導入等に対し、支援を行ってまいります。

 畜産については、生産組合の事業活動や堆肥を有効利用する機械、施設の導入への支援、臭気対策の実証実験など、畜産環境を改善するための取り組みを進めてまいります。

 また、家畜伝染病対策については、市内でも高病原性鳥インフルエンザが発生しており、引き続き厳重な防疫対策が必要となっております。その他の家畜も含め、今後も各農場での飼養衛生管理の徹底を図るとともに、各種防疫対策への支援をしてまいります。

 水田農業構造改革推進事業については、今後も主食用米の需要に見合った 適正生産が重要となりますので、米価下落対策としても有効とされる飼料用米等による戦略作物の作付けを支援し、水田農業の経営安定を図ってまいります。

 農業基盤整備については、水田の大区画化や担い手への農地の集約などを目的とする県営土地改良事業の早期完成を目指し、事業施工中の飯岡西部地区、春海地区、豊和地区について、支援を継続してまいります。

 新規就農総合支援事業については、市の単独補助事業である親元就農チャレンジ支援金を拡充し、新規就農者の支援を図るとともに、市外からの就農者を積極的に受け入れ、農業労働力の確保、担い手の育成に取り組んでまいります。

 イノシシなどの有害鳥獣駆除については、農産物への被害防止を図るため、引き続き対策を強化してまいります。

 水産業については、漁業者の安定的な経営や水産資源の回復のため、漁業共済制度への助成や貝類の種苗放流などを推進してまいります。

 また、千葉県が行う飯岡漁港の航路の浚渫など、水産基盤の整備を推進してまいります。

 次に、商工業の振興について申し上げます。

 商店街活性化事業については、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、消費者の購買意欲の拡大を図り、地元商店街等の活性化につなげるため、令和2年度に引き続きプレミアム率30パーセントの共通商品券発行事業を行うほか、各商店街が実施するイベントなどの商業活性化に向けた取り組みを支援してまいります。

 工業振興支援事業については、立地企業の経営基盤の強化を図るため、工業団地内の既存の排水施設等をはじめとした共同管理事業への支援により、企業の生産環境の整備を行ってまいります。

基本目標2 結婚・出産・子育ての希望がかない、誰もが生きがいを持てるまちづくり

 第二は、「結婚・出産・子育ての希望がかない、誰もが生きがいを持てるまちづくり」であります。

 はじめに、保健の充実について申し上げます。

 感染症予防対策事業については、各種予防接種を実施するとともに、保健所等と連携して感染症予防対策を図ってまいります。

 新型コロナウイルス感染症対策については、2月14日にワクチンの使用が厚生労働省に承認されたため、現在、医療従事者から順次、ワクチン接種が開始されております。

 なお、接種順位や対象者の範囲が国から示されており、市では希望する高齢者から接種を開始いたします。国のワクチン確保の状況によりますが、市へ供給された場合には、直ちに接種が開始できるように準備を進めてまいります。

 あさひ健康応援ポイント事業については、健康診断の受診や感染症予防の対策を含めた、健康目標への取り組みに努めた方に対して景品を進呈することにより、健康づくりへの動機づけや生活習慣病の予防につなげるため、より多くの方に参加していただくようPRしてまいります。

健康相談・教育事業については、健康寿命の延伸と医療費の抑制のため、地域の健康課題を把握し、後期高齢者へも健康教育、健康相談を行うことで、健康の保持増進を図ってまいります。

 がん検診、特定健康診査等事業については、新型コロナウイルス感染症予防対策を行った上で、受診しやすい体制づくりに取り組み、病気の早期発見・早期治療の促進に努めてまいります。

 次に、スポーツの振興について申し上げます。

 コロナ禍における各種スポーツイベントについては、十分な感染対策を行った上で、「旭市民体育祭」、「健康体力づくりフェスティバル」、「旭市民駅伝大会」などを開催してまいります。

 また、スポーツ協会への支援やスポーツ少年団の育成を通じて、市民の健康づくりと体力の向上を図ってまいります。

 サッカー場整備事業については、令和4年度の開場を目指し、旧飯岡中学校跡地にサッカー場を建設し、さらなるスポーツの振興と地域の活性化を図ってまいります。

 次に、子育て支援の充実について申し上げます。

 要保護児童等対策の強化を図るため、児童虐待防止のネットワークづくりへの取り組みとして、相談業務効率化のため新たに児童相談システムを導入し、支援を必要とする案件対応の迅速化と適正化を図ってまいります。

 また、将来的には、このシステムを活用して、現在、国が進めている全国の市町村や児童相談所等と日常的に情報共有を行う「要保護児童等に関する情報共有システム」との連携も進めてまいります。

 妊婦・乳幼児健康診査事業については、妊娠初期から定期的に健診を受け、健康管理に役立てるため、検査費用の助成を行います。また、乳幼児の疾病の早期発見のため、新たに新生児聴覚検査費用の助成も行い、育児支援に努めてまいります。

 放課後児童クラブ運営事業については、令和3年度から、平日の夕方と土曜日や夏休み等の朝と夕方において、それぞれ開設時間を延長して運営し、子育て支援の充実を図ってまいります。

 次に、学校教育の充実について申し上げます。

 学校いきいきプラン事業については、子どもたち一人ひとりがいきいきと輝く、特色のある教育活動を支援するため、各学校へ補助金を交付し、学校教育の充実を図ってまいります。

 教育の情報化推進事業については、児童生徒用タブレット端末の導入に合わせて、教職員への操作習得や、授業での活用方法等の指導・助言を行うIct支援員を新たに委託し、効果的・効率的なIctの活用を進め、情報教育の推進に取り組んでまいります。

 小・中学校の再編については、昨年度から議論を重ねてきた旭市学校再編計画の素案について、1月にパブリックコメントを実施し、現在、計画策定に向け、最終的な調整を行っております。

 今後も、少子化の進行が予想される中で、将来に渡って学校の適正規模を維持し、次代を担う子どもたちにとって望ましい教育環境を確保していくためには、再編による学校の統廃合は避けられないものであります。

 まずは、関係者や地域へ本計画の説明を行い、ご理解をいただきながら、実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、生涯学習の充実について申し上げます。

 生涯学習施設については、第二市民会館の改修工事を行い、施設の長寿命化を図るとともに、1階部分を生涯学習施設として整備することにより、老朽化し使用困難となった青年の家と市民会館の機能を集約いたします。

 市図書館については、県立東部図書館内へ機能移転するよう協議を進めてきた中で、県から施設利用の条件として、県と本市の双方において東部図書館の取り扱いに関する覚書を締結することが示されました。これを1月5日に 締結いたしましたので、今後、東部図書館内に旭市図書館を開館するとともに、施設の譲渡についての協議を進めてまいります。

 次に、芸術文化の振興・伝統文化の保存について申し上げます。

 文化振興事業については、市民の文化意識の高揚を図るため、国及び県の 感染拡大防止ガイドラインを遵守しながら、市民音楽祭やあさひのまつり等の市民参加型文化事業を実施するとともに、優れた芸術文化に市民が接する機会を増やすため、プロによるコンサートや演芸など幅広いジャンルで芸術文化事業を展開してまいります。

 文化財の保護については、国指定文化財である大原幽学遺跡の適切な保存管理のため、国の補助事業を活用し、防災設備の更新などの具体的な整備手法をまとめる整備基本計画を策定してまいります。

 次に、青少年の健全育成について申し上げます。

 本市の新しい時代を担う青少年の健全育成の推進については、学校・地域・家庭と連携協力し、青少年意見発表大会や地域子ども教室などの体験事業を通して、社会性や豊かな人間性を育む各種活動を実施してまいります。

基本目標3 ひとの定着・還流・移住の流れをつくり、人々が集うまちづくり

 第三は、「ひとの定着・還流・移住の流れをつくり、人々が集うまちづくり」であります。

 はじめに、交流の促進について申し上げます。

 スポーツ交流については、「旭市飯岡しおさいマラソン大会」、「向太陽杯パークゴルフ大会」等のスポーツ振興事業を通じて交流を促進し、本市の知名度と好感度のさらなる向上に努めてまいります。

 オリンピック事前キャンプ地誘致については、ドイツ連邦共和国卓球チーム及びザンビア共和国の事前キャンプに向けた準備を進めてまいります。

東京2020オリンピック聖火リレーについては、7月2日の聖火リレー実施を市民へ一層PRし、オリンピック機運を高めてまいります。

 次に、安全で快適な道路の整備について申し上げます。

 市民から要望が多い市道の整備については、安全で円滑な交通の確保と生活環境の改善を図るため、道路改良工事、道路維持補修など、要望に対応できるよう事業予算を拡充し、計画的な整備に取り組んでまいります。

 また、急傾斜地崩壊危険区域等における災害発生時の通行障害を未然に防止するため、必要な対策について取り組んでまいります。

 旭中央病院アクセス道の整備については、国道126号から東総広域農道までの区間で交差点改良を含む舗装工事に着手しており、令和3年度内の供用開始を目指して工事を進めているところであります。

飯 岡海上連絡道の整備については、鉄道横断工事委託により、現在、鉄道のり面部分の地盤改良工事を施工しており、今後、鉄道横断部の掘削工事に入る予定であります。

 南堀之内バイパスの整備については、令和5年度の完成を目指して工事を進めてまいります。

 千葉県により進められている銚子連絡道路の整備については、事業化に向けた都市計画決定への手続きを順次進めていると伺っております。

 また、清滝バイパスの整備については、トンネル及び開削部の工事が進められているところであります。

 2路線とも、本市にとりましては重要な路線でありますので、今後も早期完成に向け要望をしてまいります。

 次に、安全・安心な水の供給について申し上げます。

 水道事業については、昨年度策定した「旭市水道事業ビジョン」に基づき、耐震化を考慮した既存施設の計画的な更新、改良を実施し、安全・安心な水道水の安定供給に努めてまいります。

 次に、公園の充実について申し上げます。

 公園については、市民が自然とふれあい、うるおいと安らぎをもたらす憩いの場として、安全で快適に利用できるよう適正な維持管理を行ってまいります。

 次に、住居環境の充実について申し上げます。

 住宅リフォーム補助事業については、市民の居住環境の向上等を目的として実施しており、個人住宅のリフォームに対する補助を通じて地域経済の活性化を図ってまいります。

 公共下水道及び農業集落排水については、施設の適正な維持管理を通じて安定的なサービスの提供に努めてまいります。

 冠水対策排水整備事業については、引き続きサンモール西側の排水路の整備を進めてまいります。

 また、旭地域のニ及びハ地区と海上地域の後草地区に対する冠水被害の解消や軽減を図るため、令和3年度は、排水整備における実施設計業務を行ってまいります。

 蛇園南地区排水路整備事業については、流末となる幹線排水路の整備が完了したことから、今後、同地区内における排水路の面整備工事を進めてまいります。

 次に、廃棄物の減量化と資源の有効活用について申し上げます。

 3Rの推進及びごみの減量化については、限りある資源を有効に活用する循環型社会の実現を目指して、市民や事業者の皆様によるごみ減量化や3Rへの取り組みを支援してまいります。

 また、4月から開始される、ごみ処理の広域化に伴い、ごみの分別区分や出し方が変更されることから、令和3年度用のごみ収集カレンダーや、ごみ品目別一覧表等の配布を行い、市民の皆様への周知に努めてまいります。

 ごみ処理の広域化については、広域ごみ処理施設の建設工事が概ね完了し、現在ごみ処理に係る試運転が実施されており、4月の施設稼働に向けて準備が進められております。

 また、広域最終処分場の建設工事については、市民生活に支障をきたさぬよう、早期共用に向けて、引き続き、組合及び構成市と連携を図ってまいります。

 次に、自然環境の保全について申し上げます。

 環境ボランティア活動の支援については、環境の保全や美化を推進するため、市民やボランティア団体の皆様にご協力をいただきながら、きれいな旭をつくる運動を展開してまいります。

 住宅用省エネルギー設備については、家庭における地球温暖化対策の促進及びエネルギーの安定確保のため、環境への負担が少ない太陽光発電設備等を設置する方への支援について、今後も継続してまいります。

 洋上風力発電については、昨年7月に銚子市沖の海域が洋上風力発電施設の促進区域に指定され、11月から事業者選定のための公募が開始されました。

 今後は、選定された事業者に対し、洋上風力発電を通じた本市への地域振興に協力を求めてまいります。

基本目標4 将来にわたって元気な地域をつくり、安全・安心で暮らしやすいまちづくり

 第四は、「将来にわたって元気な地域をつくり、安全・安心で暮らしやすいまちづくり」であります。

 はじめに、高齢者福祉の充実について申し上げます。

 介護予防と健康づくりの推進については、地域のつながりの中で高齢者が互いに支えあい、元気なうちから生活機能の低下を予防するための、通いの場などの活動に自主的に取り組んでいけるよう、支援してまいります。

 次に、消防・防災力の強化について申し上げます。

 防火体制の充実については、継続的に住宅用火災警報器の普及啓発を行い、さらには住宅用火災警報器を設置する後期高齢者世帯に対し費用を助成することで、市民の防災意識の高揚を図ってまいります。

 消防体制の充実については、令和2年度に老朽化した海上分署の高規格救急自動車を更新整備いたしましたが、令和3年度においても消防活動の充実強化を図るため、機能低下した消防ポンプ自動車等を、整備計画に基づき更新整備を進めてまいります。

 次に、消費者の保護について申し上げます。

 消費者保護対策については、多様化する消費者トラブル等に対応するため、消費生活相談員のスキルアップに向けた各種研修の充実を図るとともに、庁内関係各課や関係機関と連携を図りながら、引き続き消費生活センターにおける相談体制のさらなる充実・強化に努めてまいります。

 また、消費生活被害を未然に防ぐため、広報紙等による啓発活動のほか、消費生活サポーターとの連携による幅広い年齢層への情報提供を行ってまいります。

 次に、新庁舎建設について申し上げます。

 平成17年の合併以来、より一層質の高い市民サービスを行うとともに、効率的な行政運営と市のさらなる発展につながるよう進めてまいりました一大事業は、いよいよ完成を迎えようとしております。

 現在、建設工事は概ね完了し、消防や建築確認などの各種検査を行っております。建物は、3月16日に引き渡しを受け、4月26日の月曜日から新庁舎で業務が開始できるように移転等の準備を進めております。

 なお、4月17日に予定している竣工式と、その終了後及び翌18日の見学会については、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえつつ、開催準備を進めているところであります。

行政改革アクションプラン

 次に、行政改革の推進について申し上げます。

 行政改革の推進については、昨年、新たに策定した「第4次旭市行政改革アクションプラン」を指針として、第2期総合戦略の実現を目指すために必要な、将来にわたって持続可能な行財政運営基盤の確立が図れるよう、職員一丸となり取り組んでまいります。

 自主財源の安定的な確保については、税を中心とした債権の回収に、積極的に取り組んでまいります。市民負担の公平性を確保するため、債権所管課相互の連携を図りながら、徹底した収納業務に努めてまいります。

 全ての公共施設の具体的な長寿命化や、再編の方策・時期などを定めた個別施設計画については、計画を着実に推進し、資産コストの削減と公共施設全体の適正配置を目指します。

3 予算編成方針

 次に、令和3年度の予算編成方針について申し上げます。

 本市の財政状況は、これまで定員適正化や行政改革を着実に推進してきたことなどにより、令和元年度決算においても良好な結果となったところでありますが、令和3年度では新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響により、歳入面においては市税をはじめとした自主財源の減収が見込まれ、また、歳入総額に占める割合の最も高い普通交付税は、合併算定替による特例的な財政措置が終了することから、今後も歳入を取り巻く環境は一段と厳しくなることが予想されております。

 一方、歳出面においては、安全・安心なまちづくりや産業の振興、人口減少対策等を積極的に推進していく中、新型コロナウイルス感染症対策や「新しい生活様式」への対応といった新たな行政需要、高齢化等の進行による社会保障関係経費の増加なども見込まれ、さらには「生涯活躍のまち形成事業」といった市政発展のために必要不可欠な事業の進捗により、市の財政需要は今後も増加していくものと見込まれております。

 このような状況の中、令和3年度の予算編成にあたっては、今後予想される厳しい財政状況を念頭に置き、歳出の見直しを進めながら「第2期旭市総合戦略」などの各種計画に掲げる諸施策を着実に推進しつつ、新型コロナウイルス感染症対策を引き続き行いながら、本市の一体性の確立と均衡ある 発展を目指すことを基本とし、一般会計の予算額を298億9,000万円としたものであります。

 特別会計は、病院事業債管理、国民健康保険事業、後期高齢者医療、介護保険事業で、174億1,500万円、企業会計は、水道事業、公共下水道事業、農業集落排水事業で、25億5,198万円となり、市全体の当初予算の規模を498億5,698万円としたところであります。